明日晴れたら/線路/高層ビルの屋上/縄を持って/行こうね

『四季悲惨』

春はさびしい

夏はくるしい

秋はむなしい

冬はかなしい

 

『愛の詩』

渡した分だけ返ってくると、あげた分だけもらえると

そう思っていたから

渡してあげて

でも返ってこないし、もらえないから、もっと渡してあげて

いつの間にか空になってしまって

もう自分の分すら持ち合わせていないんだ

 

過呼吸の詩』

頑張っていた頃の自分が

休んでいる私の首を絞めにかかるから

今日も上手に息ができない

 

『僕は小説が書けない』

不器用が不器用の真似をして 僕は詩を書く

JPSなんて吸うんじゃないよ、馬鹿

と罵倒する自分の声が反響

長い文が書けないからって逃げてるのか、ウスノロ

さらに響いていく

響く声がうるさいから 君の声でごまかさせてよ

 

『自己愛の詩』

自分が嫌で、汚くて、嫌いで

傷痕だけは綺麗に見えて

いつのまにか、自分を愛しながら殺していたよ

 

『優しい人たちの詩』

優しい君が優しくなりたいと呟くたびに

君は傷を作ってくるものだから

負けじと君に優しくしない奴らに傷つけてやったら

なぜか君まで傷つけてしまった

僕はただ君に優しくしたいだけなのに

 

 

世界の方が 先に滅ぶよ 君の眼の 薄い幕が落ちるより

 

天使ですらも 落ちてくる 君の首吊り 焼き付けに

 

終末の まるが来るより 先に死ぬ

 

子宮式 水中呼吸を 忘れない